宝石の王 ルビー 古代インドではルビーは「ラトナラジュ」=“宝石の王”と呼ばれていました。 地上のあらゆる『赤』に君臨する赤の王者。 見るものをひきつけ残酷にはねのけるような魔性の魅力のルビー。 ペルシャでは狂気を治し、邪悪な考えを防ぐとされていました。 古代エジプトでは情熱を高め、美しさを増し、 優雅さと気品を象徴する石であるとされていました。
可愛らしいブローチ お客様から『可愛らしいブローチが欲しい』 とご依頼がありました。 可愛らしいといっても様々です。 以前からのお客様でしたので、 今までのお好みを元にデザインを考えました。 お花をイメージして立体的に華やさも忘れずに。 真珠の大きさ、花の高さ、花の大きさ、試行錯誤して完成しました。 長さが9cmと大きいので出来るだけ軽くなる様工夫をしました。 手に取るとその軽さにびっくりします。 ダイヤを散りばめた花びらは透明感を出すため、 裏側は光をたくさん取り込めるようハニーカム様に透かしました。
ヒマワリの透かしのエンゲージリング エンゲージリングのオーダーを承りました。 私どものオリジナルのリングをお気に召していただき、 アレンジしました。 オリジナルでは左右の透かしが対称に入っていますが、 こちらは片側に『向日葵』の花を入れました。 向日葵の位置や大きさもご自分のイメージに合わせた 世界にひとつのこだわりの逸品になりました。
ハートのダイヤモンドリング 2ctのイエローカラーのハートシェイプ ダイヤモンドリングを作らせていただきました。 下の部分をキュッと細くした石枠が 大きなダイヤモンドを引き立てます。 以前作らせていただいたプラチナの ハートのダイヤモンドリングとお揃いのデザインです。 2本重ねても違和感なく着けていただけます。
18金のブローチのデザイン 18金にてブローチのオーダーのご相談です。 仏教の道具に使われる『金剛杵こんごうしょ(バジュラ)』のブローチをご希望とのことでした。 密教やチベット仏教における法具で、刃の数や形によっていくつかのバリエーションがあり、それぞれ固有の名称があるそうです。 古代インドの神々が持つ武器といわれ「煩悩を打ちはらう菩提心」のシンボルとして密教法具として取り入れられました。 ジュエリーとしては「お守り・厄除け・ヒーリングアイテム」として身に着けられるようです。 デザイン画は刃が3本の『三鈷杵(さんこしょ)』とよばれるものです。
アンモライトのペンダントヘッド アンモライトをペンダントヘッドにされました。 アンモライトはオパール状の遊色を持った生物起源の宝石で、 アンモナイトの化石から出来ています。 1981年に世界宝石連盟に宝石として認定されました。 とても綺麗な色をしています。 オパール同様硬度が低いので石留めが難しい石です。
宝石の価値とルビーの処理 宝石の価値は、「品質」と「需要」と「供給」のバランスによって決まります。ルビーの品質は①宝石種、②原産地、③処理の有無、④美しさ、⑤色の濃淡、⑥欠点、⑦サイズによって判定されます。 一般的にルビーは色の改良を目的とした「加熱処理」が行われています。「加熱処理」は比較的安値で手軽にルビーを楽しめますが、宝石の価値としては稀少性が低くなります。 加熱処理の必要がない、原石の状態で宝石として「美しい」ものは、『天然無処理石』として大変稀少性が高くなっています。無処理で美しいルビーは、その美しさを楽しみ、次世代へと受け継がれる宝石としてもっともふさわしいもののひとつです。