アンモライトのペンダントヘッド

アンモライトをペンダントヘッドにされました。
アンモライトはオパール状の遊色を持った生物起源の宝石で、
アンモナイトの化石から出来ています。
1981年に世界宝石連盟に宝石として認定されました。
とても綺麗な色をしています。
オパール同様硬度が低いので石留めが難しい石です。

アンモラナイトペンダント

宝石の価値とルビーの処理

宝石の価値は、「品質」と「需要」と「供給」のバランスによって決まります。ルビーの品質は①宝石種、②原産地、③処理の有無、④美しさ、⑤色の濃淡、⑥欠点、⑦サイズによって判定されます。

一般的にルビーは色の改良を目的とした「加熱処理」が行われています。「加熱処理」は比較的安値で手軽にルビーを楽しめますが、宝石の価値としては稀少性が低くなります。

加熱処理の必要がない、原石の状態で宝石として「美しい」ものは、『天然無処理石』として大変稀少性が高くなっています。無処理で美しいルビーは、その美しさを楽しみ、次世代へと受け継がれる宝石としてもっともふさわしいもののひとつです。

ルビー

エンゲージリングのデザイン

サファイアでエンゲージリングのオーダーのご相談です。
ダイヤモンドを取り巻いたデザインがご希望でしたのでアンティークな感じでデザインさせていただきました。清書のデザイン画は原寸で描かせていただくので、サファイアやダイヤモンドの大きさ・バランスを確認していただけます。

ダイヤモンド以外でも誕生石などでエンゲージリングをお造りになられるのも素敵です。

サファイアリングデザイン画

7月の宝石・ルビー

宝石言葉・・・情熱、仁愛、威厳

ルビーの語源は、ラテン語で赤を意味する『ルベウス』。
サファイアと同じコランダムという鉱物で、
1%程度のクロムが混入することでルビーとなります。

モース硬度はダイヤモンドに次いで硬い『9』。
コランダムのなかで赤系統のものをルビーと呼び、
それ以外のものはすべてサファイアと呼びます。

Pt900K18ルビーリング

ダイヤモンドの指輪のクリーニング

ダイヤモンドの指輪のクリーニングをさせていただきました。

ダイヤモンドは輝きが素晴らしく、
硬度も『10』で自然界で最も硬い物質です。
古来より宝石の王者として扱われ、
完全無敵のイメージがありますが、、、、、。

ダイヤモンドには皮脂やホコリを吸着しやすい性質があります。

お使いになっている間に、ダイヤの表面に皮脂がついたり、
枠の裏側にほこりが入ってしまったりして、
いつの間にか本来の輝きを失っています。

そんな輝きを失ったダイヤモンドもクリーニングによって
キラキラと輝きを取り戻してくれます。

~クリーニング工程~

◇状態確認

まず指輪がどんな状態であるか、職人がルーペでしっかり確認します。
宝石のチェック、キズの深さ、爪の浮き、変形など確認します。

◇磨き・バフかけ

今回、クリーニングする指輪はキズが少なかったので
機械(ル―ター)による磨きからスタート。
ルーターのヘッドも硬いものからやわらかいもの、さまざま。
地金やキズの状態によって最適なヘッドを選んで磨きます。

リングのクリーニング

 

リングのクリーニング

 

 

ルーターで磨き終わったら、
もうひとつ大きな機械で仕上げのバフかけをします。

リングのクリーニング

 

 

◇洗浄

超音波洗浄機で洗浄します。
ダイヤモンドの表面、裏側、石枠の裏、
細かいところまで超音波で洗浄されます。

リングのクリーニング

 

完成

クリーニング完成です。
プラチナも綺麗に磨かれ、ダイヤモンドの汚れも落ちて、
新品のようにピカピカになりました。

リングのクリーニング

 

今回の指輪のクリーニングは¥1080-で承りました。
キズが深かったり、変形があったり、爪が浮いていたり、、、
などがある場合は指輪の状態によりお値段が変わってまいります。
事前にお見積りし、お客様に確認していただいてからお預かりしますので、
ご安心ください。

(※アトリエ・エヌツーのジュエリーはすべて無料メンテナンスです。)

お手持ちのダイヤモンドの指輪、婚約指輪など
一度、確認されてはいかがでしょうか?
輝いて見えるダイヤも気付かないうちに汚れで曇っているかもしれません。
そんなダイヤもクリーニングによって、
買った時のようにキラキラと輝いてくれます。

ピカピカになった指輪を見ていると、
買った時の嬉しい気持ちや思い出までもが
よみがえってくるかもしれませんね。