【A Happy New Year 2016】
あけましておめでとうございます。
本日より通常営業させていただいております。
今年も1年、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ワイングラスに赤ワイン(ルビー)がそそがれたブローチ
ノーヒートのナチュラルルビーの透明感のある美しい赤の
◇Pt900 ルビー ダイヤモンド ピンブローチ
¥280,000(税別)
メレダイヤをリース状に散りばめ、透かし飾りを施した小さなブローチ。ウィンターシーズンに身に着ければ、雪、氷、冬の冷たいキラキラしたイメージを表現してくれます。
ブローチ中心の『透かし』飾りはジュエリーの伝統技法のひとつ。この技術を習得できる職人はほんの一握りだけ。
繊細な透かし飾りは、ひとつひとつ小さな唐草のパーツを作り、美しい模様になるよう配置、ロー付けしていきます。とても根気のいる手仕事なのです。繊細ながらも強度がでるように地金にひと手間かけ、装飾品としての美しさだけでなく、実用性も考えられています。
高級感とクラシカルなイメージのある透かし飾りのジュエリー。
身に着ける人にも清楚で凛とした気分にさせてくれます。
◇Pt900 ダイヤモンドブローチ
¥360,000(税別)
https://youtu.be/cGPu_LdZv2I
ボルダーオパールを使ったオーダージュエリーです。
母岩が見え隠れするオパールの美しい部分だけを前面に出して、
それ以外はダイヤの連留めのアームで
自然に違和感を感じないようにして飾ってみました。
ブローチとペンダントの兼用です。
Pt900 K18 オパール・ダイヤモンド ブローチ・ペンダントヘッド
オパール 14.770ct
ダイヤモンド 2.332ct
先日、ご納品させていただいたパールのブローチの製作工程です。
①デザインご提案
パールを幾つか使用したブローチのオーダーのご依頼でした。
可愛らしいイメージで、傾向の違ったデザインを考えさせていただきました。
たくさんのラフスケッチの中から、ご相談しながらデザインを決定。
パールの大きさ、色合いなどでイメージや印象が変わってきますので、
デザイン画の上にパールを置いてみて、お客様に確認していただきました。
②WAX作成
デザインが決定したら、次の工程は、『WAXの作成』。
実物大のブローチをワックスで作成して、
立体感、大きさなどを確認していただきます。
お洋服で言う『仮縫い』の状態です。
お客様がイメージしやすいように、
プラチナ、金の部分はペンで着彩しました。
③メイキング
ワックスで出来たブローチを確認していただいた後、
ブローチの製作を始めます。
今回のブローチの製作方法は、
それぞれのパーツを地金からたたき出して
形を造りながら製作していきました。
④ダイヤの彫り留め
それぞれのパーツが出来上がったら、メレダイヤの彫り留めをします。
ダイヤの彫り留めは『彫師』と呼ばれる専門の職人が行います。
彫り留めの裏の部分はハニカムデザイン、
花を支える茎にはガクを付けしっかりと支えています。
パールが留る裏の部分はクローバーの形のデザインになっています。
ジュエリーの裏側も美しく仕上げていきます。
⑤ブローチ完成
彫り留めが終わったら、細かなキズを最終仕上げしてピカピカにします。
最後にパールを接着して完成です。
全長9㎝と大ぶりのブローチ。
強度も考慮しながら、出来るだけ軽く仕上がるように製作する事ができるのは
やっぱり手造りならではです。
ジュエリーの裏側も美しく仕上げるのは職人の腕の見せ所です。